埼玉自然エネルギー協会

 
 
 

講演会のご案内

ここでは、弊協会が開催する講演会の案内をまとめています。

 

松本慎一 氏の講演会

 

気候危機は農業も危うくする!
  食と農を守り、持続可能な社会の構築を!

埼玉県農民連副会長・産直ネットワーク協会専務理事 松本慎一氏がお話します

日時 2025年 6月 7日(土)午後2時開場 2:30 開会 ~ 5:00 閉会

会場:さいたま市文化センター 3階 大集会室

参加を希望される方は、メール、電話、faxでお申し込みください。参加費は当日募金をお願いします。

<講師の紹介>

松本慎一氏は 加須市で50年以上にわたり農業に従事、農民連の幹部として埼玉での食と農業を守って奮闘。田んぼの上に太陽光パネルを設置するソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)を実践する先頭に立ってこられました。




 私たちは、気候危機をストップさせるために、温暖化を促進するCO2温室効果ガスの排出を減らすために、また地域から持続可能な社会をつくるために、どうすればよいかを学び、脱炭素・脱原発をめざす「彩の国でんき」とともに活動してきました。
 この持続可能な社会とは、地域に眠る自然エネルギーの活用とともに、食と農の確保、人間同士が支え合うケア(医療・福祉・教育)を誰もが安心して享受できることを意味します。内橋克人氏は、FEC自給、すなわち食糧(Foods)・エナジー(Energy)・ケア(Care)自給を国民の基本的生存権として保障する国づくりを提唱しました。
 ところが、いま私たちは、コメ不足と価格の高騰で苦しめられています。なぜ、このような事態が起こったのか。ここには、日本特有の経済政策・農業政策の誤りがあると同時に、深刻化する温暖化が農業の存立を脅かしています。コシヒカリは、出穂後20日間の平均気温が27℃を超えるあたりから、白未熟粒の発生が顕著となるとされ、23年度は大きな影響を受けました。
 いま世界では、温暖化の進行のもと、異常気象の頻発、単品種の大規模耕作による土壌の劣化や水不足、農薬の多使用と害虫の発生、伝来の農地を奪われた農民の生活の困窮、戦争等々によって、農業への打撃が深刻化、難民発生の大きな原因となっています。
 こうしたとき、埼玉農民連の副会長として、自ら農業に取り組み、埼玉での食と農を守るために奮闘されてきた松本慎一さんをお迎えし、報告をいただき、誰もが安心して暮らせる埼玉をめざし、ともに考えたいと思います。

 
主催:NPO法人埼玉自然エネルギー協会 協賛:株式会社彩の国でんき
連絡先 E-mail;info@sainokunidenki.co.jp
Fax 048-864-8686 048-711-9336
携帯 090-7843-8653(吉村文則)