協会の紹介

役 員

代表理事   吉村文則

副代表理事  福島直樹 佐藤利昭

理 事    川崎 宏、菊池大輔、小山国男、重国 毅、柴崎俊明、田中正彦、仲丸教子、中村剛志、名越富子、山村正美、渡辺行夫

監 事 長谷川元彦、馬場 浩

設立経緯と活動の概要

埼玉自然エネルギー協会は、地球温暖化の進行と福島第一原子力発電所の事故の衝撃を受けた有志が、気候危機やエネルギー問題を学び、自然エネルギーの活用・普及を目指して、2013年7月に特定非営利活動法人(NPO)として設立しました。

設立後、10年余を経過しましたが、そのあいだにも地球温暖化の進行は誰の目にも明らかで、一層深刻さを増していて、気温上昇によって「地球沸騰」といわれる事態となりつつあります。この気候危機を止めなければ、人類だけでなく地球上の全生命体にとって深刻な危険をもたらすことが明瞭になってきました。

地球温暖化の原因は、私たち人間が排出してきた二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスであることが、科学的に明らかにされています。私たちに求められていることは、エネルギー消費全体を減らすとともに、CO2を排出する化石燃料の消費をやめ、自然エネルギー(再生可能エネルギー)に置き換えていくことです。日本もこの道をしっかり進んでいくようにすべきです。ところが、日本政府はこれに正面から取り組まず、なにか事故があればその後10万年以上にわたり生命を脅かし続けるであろう原発に依存する政策を推し進めています。

世界では、グレタ・トゥンベリさんはじめ、若い人を含む市民が立ち上がっています。日本でも、私たち市民が立ち上がることが求められています。市民の力で原発推進の政策を改めさせるとともに、市民自身が自然エネルギーの活用に努めていくことが重要となっています。

私たちは、この取り組みのために、太陽光発電などの自然エネルギー発電事業を推進しています。具体的には、1)市民と共同で太陽光発電装置を建物に設置すること、2)市民のための社会的企業「株式会社彩の国でんき」を設立して、新電力会社として市民に自然エネルギー電力を供給することなどがあります。